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夜咄の席中の手燭

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夜咄の初入の席中では床の前に手燭があります。それで軸を見ます。詰まで手燭を使い軸の拝見をしたら手燭は茶道口に詰が返して置きます。

亭主はここで茶道口を開けたら手燭をひきます。そして席中に入り、ご挨拶と道具の説明、そして水屋に下がり前茶。前茶では手燭は出ません。理由としては、拝見が無いからです。あくまでも常使いの道具で前茶を出すので拝見がかかりません。本当の亭主の気持ちとしては「さすがに本当の常使いの道具じゃ無いので良く道具を味わって見てほしい」などと思っています。

前茶では手燭がないまま進んで行きます。短けいが炉のそばにあるので明るいです。

炭点前、これは灰器と手燭を持ち出します。理由は香合の拝見があるからで拝見物と手燭は一緒に付いて回ります。

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