事業案内

  • 設計から管理までお任せください


    茶庭や茶道に関する正しい知識を持つ職人が減少しつつある状況の中、当社では茶道裏千家を学んでいる庭師が専門知識や技術を駆使し、茶庭の設計・施工を提供いたします。
    伝統的な手法や様式を大切にし、お客様のご要望にも寄り添ってご提案させて頂きます。また、裏千家流以外の流派も心得ておりますので茶庭を所望の際はご相談ください。

茶庭について

茶事が出来るお庭のことを「茶庭」と呼びます。大きさや広さは全く関係ありません。狭小地やお住まいのベランダであっても茶庭づくりが可能です。茶庭を必要とされている方、これから茶事に取り組んでいこうとお考えの方に寄り添い、茶庭づくりをサポートします。

園路・飛石


飛石は露地を進む人を茶室に導く為の道標です。裏千家の茶事では亭主と客が最初に出会う場所でもあります。
飛石は自然な石を使い「市中の山居」の風情を狭い空間に造ります。特に小間席では、そのようにしています。また広間の場合は大名茶の名残りがありますので御影石の切石や伽藍石などを使用し貴人が歩く事も配慮します。

延段


延段は、歩幅の調整をする必要がある場所に作ります。隙間がほとんど無いため歩幅を気にせず歩く事ができるので、歩幅が違う老人や若者が揃う場所に設置します。

つくばいについて

茶庭には欠かせない物です。よく関東近辺で目にする江戸物と言われる手水鉢の石は、口が七寸(約21センチ)と小さな物が多く浅い為に露地柄杓の合が水を汲む時に手水鉢の底に当たってゴリゴリと音を立ててしまう事がありますが、そのような事が無いようにしたいものです。
どのような物が良いかと言うと、手水鉢の口の大きさは自然石なら九寸(約27センチ)、加工した石なら一尺(約30センチ)以上が使い易いです。
また、手水鉢の石の大きさも露地柄杓を置いて安定するぐらいの大きさが無いと、迎え付けの際に亭主が水張桶で水を注いだ時に、露地柄杓が溢れ出した水の勢いで転がってしまいます。そのために手水鉢の石は口の大きさと安定感が重要となります。

また、約石についてですが、裏千家の場合は右に手燭石、左に湯桶石を置きます。この手燭と湯桶をきっちりと置ける石を選ぶ事が重要となります。とくに湯桶石の大きさは茶事の場合では亭主が水張桶を置く場所でもありますので、しっかりとした石を据える事が茶事の流れの助けとなります。
つくばいの石の種類については茶道具の取り合わせと同じでナリ・コロ・カタチと様々な石を組み合わせる事が多いです。また、それとは逆に一種類の石で組み合わせると落ち着いた山居の雰囲気になり侘びの風情が出ます。これはお客様の好みとなります。
また、お客様の家に余っている石を組み合わせる事も多くございますので、ご相談ください。

高橋庭園の特徴

  • Point01

    茶庭づくりの専門家

    茶道裏千家の茶庭を中心とする庭造りを専門としています。

  • Point02

    茶事のお手伝い

    庭づくりだけでは無く、茶事の準備や裏方もお手伝いする事もあります。

法人の方へ

茶庭は流派の作法に合わせた設計が必要になります。専門家の知識が必要な場合はお気軽にご連絡ください。あくまでも茶事を行える庭を作る事を使命としているため、見映えのよいだけの和風庭園を作りたいとの依頼なら、当社は向きませんのでご了承ください。日本庭園協会の皆様へのアドバイスは無償にてご協力します。

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