支部茶会 2
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支部茶会では席の最後に拝見の道具を出してお客様におみせしました。驚いた事があります。
それは、携帯で写真を撮る人がいる事です。茶道をやってない方が来るような開けた茶会(銀茶会など)なら分かりますが、今回は淡交会の支部茶会です。
お断りも無く写真を撮る方、酷い方は床の掛軸の前で立ったままピースサインをして写真を撮られたいた方がいました。50代ぐらいの2人組女性。さすがに「写真を撮るなら外で撮って」と注意しました。注意されて不貞腐れていました。
それを見かねて支部の先生が飛んできてその方々に注意をしていました。なんとも残念な。
道具を本当に覚えたい場合は写真で撮るのでは無く、席が終わって次の席を待ってる間にメモを書き時にはスケッチで残しファイルにして置く、このような作業をしていくとどんどん道具が頭に入っていきます。
淡々斎が道具をスケッチした茶会記がありますが、茶会を心に留める為には自分に労をかけるが大切なのではないでしょうか。時に便利は人の能力を下げ、品を下げる結果となる事もあるようです。