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夜咄8

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炭手前が終わり、懐石となります。暖かい料理が多く出されます。向付も深い物を使い深向と呼ばれる物を出すことが多くなります。折敷を出すと燭台が運び込まれ、明るくなります。真っ暗では何を食べているか分からないのでありがたいです。燭台の蝋燭は和蝋燭で暗くなると燈心を芯切で切り、明るくします。懐石の時間は連客との会話が弾みます。今回の次客の方が大日本茶道学会の先生で裏千家との違いなどを語りあいました。もともと大日本茶道学会は円能斎時代に裏千家から別れたのでそんなに古い枝分かれでは無いのですが、かなり違います。これは興味深いものでした。料理が進むと共に夜も深まっていきます。

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