東京媽祖廟
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大久保にあります媽祖廟を通りかかったので、せっかくなので媽祖廟にお伺いしました。お線香を買い家族の無病息災をお祈りしました。その際に台湾の方がお盆に柘榴を乗せて媽祖様に備えて、お祈りをし、その後にすぐに柘榴とお盆を戻してました。まるで七事式のシャ座の睨み菓子のようでした。面白いと思いながら拝見させて頂きました。媽祖様にお祈りをする時に膝をつけてお祈りするのですが、古代の中国の踵坐がそのルーツになると思いますが、イスラム教の礼拝も膝と頭を地面に着けます。この膝を地面に着ける行為は相手への絶対的な敬意を表すものなのでしょう。そう思いました。踵坐が明治以降には正座と呼ばれるようになり、江戸時代より、武家の礼法から始まり、茶道の座り方となっています。
これはお客様への絶対的な経緯の表れなのでしょう。