茶湯一会集2
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「普段から親しい茶友のうちにも、生まれついての不作法者がいることもあります。そんな人を茶の湯功者の客と組み合わせては、座も乱れ茶事そのものが台無しになってしまい、不満も生じることになるので十分相客の吟味をするのが、亭主のもっとも大事な心がけの一つと言えます」
とあります。かつて先輩茶人から教えられた事は茶事の客組や茶会の水屋の配置は道具組より重要でなによりもそこを考え抜くようにと厳重に教えられた事を思い出しました。
まさに、その通りです。ネットで募集されている稽古茶事も最近は多くなりました。
しかし、茶事に呼ばれるとはその人を連客でも招きたいと思われる人になる事、来て欲しい人となる事が茶の湯の本来の修行でしょう。