茶懐石 のご飯を炊く 3
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一度目の飯器を出した後は、煮物椀、
燗鍋でニ献目、焼物、場合によっては預鉢、強肴、お酒が好きな人が多い場合は石盃となりこの辺は臨機応変ですが、10分〜20分ぐらいでしょうか、三回目のご飯となる二回目の飯器を持ち出す頃のご飯となります。
炊飯器で炊くと焦げ付かない機能があるためにあまり瞬時に高温にならなく、米の炊き上がり全く違います。
鍋で炊くと、とても美味しい事は言うまでもありません。これが茶懐石の醍醐味です。
簡単に炊けますので茶事を楽しみましょう。
茶懐石は特別な事ではありません。
茶懐石の引っ掛け問題と言われるのがこの三回目のご飯は一口残しておきます。
なぜ残すかと言うと茶事に参加されている方ならお分かりでしょう。
最後に湯桶と香の物が出てくるので残して置きます。
ついつい、一口残すのを忘れてしまいます。