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茶事ではご飯を三度出します。

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茶事では三回ご飯を出します。

一度目は折敷に飯椀、汁碗

二度目は飯器持ち出しで汁替

三度目は飯器持ち出しで汁替をしない。

これは茶道の謎ルールの一つですが、これの原型になっているものは、古代中国での宴会では小盛りのご飯を食べた後に亭主より、肉や魚を進められてから食べると言う礼法があり、おそらくそれが中国の仏教の清規となり、日本へ伝わったようです。

記憶が正しければ「礼記」に書かれていたような記憶があります。

現在は茶の湯ぐらいでしか、昔の礼法は行わないので特殊な事になっているのだと思います。

茶事が初めて方がわご飯が何回も出るのがまず驚きと頭にハテナマークが出てくるのが見て分かります。

数千年前からの中国から発生した礼法の名残りという事です。

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