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天目台について問い合わせがありお答えします。

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ネットで天目台を買われた方が「プラスチックの天目台だったのですが、どうなんでしょう?」と聞かれました。

私の使った感想ですがプラスチックの天目台や脇引は滑ると思います。

プラスチックの天目台に天目を乗せると滑って天目が点前中にいろんな角度に動きます。脇引は煮物椀や小吸物椀を運ぶときに椀が動いてしまいます。

しかし、稽古をするぐらいなら良いと思います。

家にプラスチックの稽古用の天目台がありましたので一応写真に乗せておきます。

古い天目台は驚くほど薄いです。また、羽が小さな輪に大きな輪を漆で継いでいるので羽を深く持たないと羽がとれてしまいます。なので羽を深く待つ事に気をつけた方が良いです。中国である時期より羽が一体化するようです。天目台の研究者の論文で拝見しました。

倶利などの天目台は羽が厚く出来ておりますが、一般的にはお点前の稽古では真塗の天目台を使うようです。

ふと、思ったのですが、庭師のブログがこれで良いのかと思いましたが、問い合わせがありましたのでお答えしました。

少しでも茶の湯の普及になりますよう願っております。

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