茶人横倉先生の本より
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「医者が患者さんと接する時、どんなに丁寧な言葉を使ったり、親切な子供を使ったり、思いやりのある言葉を使っても、医者の人格は隠せないのだと感じていました。」
とあります。茶の湯をしていても綺麗な着物や綺麗な言葉を使っていても人を粗末にあつかう態度が滲み出ている方もいらっしゃいます。
茶事にたくさん呼ばれる人は、人を粗末に扱わずに人の嫌がる事を進んでする人のようです。
正客をあまりに断り続けているような方は、茶事に招かれる事は少ないでしょう。
稽古茶事ならお金を払えば行けますが人に招かれるとはこの人を呼びたいと思われる事なのでしょう。
人格は隠せないのだと感じます。