易学
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中国の古来からの占いに易があります。儒教の書物の五経は易・書・詩・礼・春秋があります。
茶の湯は儒教に影響されて大成してきました。中国に渡った仏教が儒教や道教に影響され中国仏教になりそれが日本に伝わった事や、日本の禅寺は儒教の勉強の場でもあった事や江戸幕府は儒教を取り入れた幕府運営をしてきました。
儒教と茶の湯の接点の分かりやすいのは礼経には「冬暖かく、夏は涼しく〜」とあり、皆さんがよく知ってる言葉のおおもとが書かれています。
また、白珪尚可磨 はっけいなおみがくべし は詩経の言葉です。
この儒教の五経の最初が易経でとても大切にされています。
その理由は易は未来を予測する方法であると言う事、それは占い的な事では無く、過去を学ぶ経典は春秋であり、これを紐解いていくと結果には原因がある事が分かります。
と言う事は現在のいまの状態は将来的にどのような結果を生み出すかを表すものです。
これには、自分の利益を求めず他者に対して思いやりと優しさを持ち正しい道を進めば吉になるとの事です。