男性の袴
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茶道には着物がつきものですが、男性の場合は茶室では十徳を着るか、袴をつけます。
この袴の取り回しがなかなか難しく、よく裾を踏んでしまいます。
広間だと良いのですが、袴で小間で出炉の場合は大変な事が多くございます。
折敷を渡す時に正客は貴人畳がありますので下がる事が出来ますが次客、などは出炉の僅かな畳ですのでなかなか大変なものです。
千家の茶は四畳半以下の小間の侘び茶ですので十徳ですと袴の煩わしさは無くなります。
袴はズボンの様な物なので動き着物の前はたを気にせずに座を動く事が出来ます。
どちらも良いところ、良くないところがありますね。
先日、冬の間に使い込んだ袴を着物屋さんに持ち込みメンテナンスを頼みました。