御家元のお言葉
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淡交タイムズより以下
御家元のお言葉
「茶の湯の稽古で教則本を脇に置いていくら点前をしても、そう簡単に身に付くものではありません。
見る・聴く・感じることを疎かにせず、」
とあります。
茶庭の打ち合わせに行くと依頼者の方に茶庭のご説明すると「淡交社の本にはそんなの乗って無かった」
とおっしゃる方が多いです。本に書かれている内容は一部です。
プロとアマチュアの差は圧倒的な知識と経験です。
本を読んだから身に付くものではありません。
裏千家の庭師と名乗るのには、裏千家の庭をたくさん作って来た事や、普段より茶事を亭主、伴東、正客、詰をたくさんこなした事と、もし、道を外れたような派手な庭を作った場合、そのお客様にふりかかるであろう批判やお叱りを避ける為にきちんとした茶庭をお伝えしております。
本を読んでも、そう簡単に身に付くようなものではありません。