新宿 大久保
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所用があり、大久保へ多国籍な街の大久保ですが、道教の寺があります。
道教は日本の宗教観に多大な影響を及ぼしており、茶道にも入り込んでおります。
茶の木は中国の伝説ですとかつて国を治めていた「神農」という帝が毒消しの霊草としておりました。
また、椿の木は数千年の間の時を経ても生きていると信じられた植物です。
道教の不老不死を願う価値観がインドから渡って来た仏教に混ざり込んだようです。
そもそも、インドの仏教には不老不死という考え方は無いようです。
日本の神社の厄払いも道教の影響も見られ、お札などは道教が取り入れられた良い例です。
いろいろな文化を取り入れて日本独自の文化になっていったのは日本人の適応能力の高さなのでしょうか。