光悦会
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今年は、数年ぶりに光悦会が開催されたようです。コロナで数年ぶりになりましたがご盛会だったとの事です。百年前のスペイン風邪でたくさんの死者が出たにも関わらず、当時の光悦会は中止にはならなかったそうです。高橋箒庵の東都茶会記や萬象録にも当時の様子が詳細に出ております。
数奇者と道具屋さんの茶の湯は、明治維新により、大名道具が世の中に大量に蔵から出され、また身分制度が無くなった事により、お金で名物道具を収集出来たと言う、時代背景にもよるものだそうです。
益田鈍翁の大師会に続き関西の光悦会が行われ、今は身分に関係無く、素晴らしい名物道具を拝見出来る事は幸せと感じます。
平和な世の中に感謝申し上げます。