炉開き4 猪子餅
- ブログ

炉開きで食べる猪子餅はもともとは京都の御所の玄猪の儀式で出されていた三色の餅の風習が江戸まで伝わり、猪の子だくさんにかけて江戸のお菓子屋が売り出したと川端道喜の著書に書かれております。
猪は水の卦を表すのでちょうど、炉の火を開けるので水の猪で火の用心と言う事でしょう。
いまや、炉開きの定番の猪子餅ですが、とても美味しいお菓子でこの時期の楽しみです。
写真は裏千家でお世話になりました。石川県小松の行松旭松堂の猪子餅になります。
行松さん御夫妻にはいつも感謝申し上げております。