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茶事 風炉の炭

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風炉の炭は難しい。なかなか火が安定しない。理由として風炉の灰が冷たい時はとくに火の起こりがわるい。日頃から風炉に火を入れているかどうかが大切なようだ。また、三炭の火の付け具合が良くない。夏下冬上と言われているが、三炭は真っ赤になるぐらいにしてから入れると良い。風炉の炭手前は三炭から初炭を行うという事にとらわれ過ぎている。稽古の手前と茶事は違う。ちょっと昔の本に三炭などとは載っていない。いまは、稽古のお手前上で三炭となっているが、そもそも茶人が暁から湯を沸かしていつ何時でも茶を点てられる様にしなければならないのなら、三炭なんかはあり得ない。後炭のように燃え残りなどに炭をついで行く事になる。昔は火をおこす事が大変だったので三炭をキチンとつけるなどは難しく、ガス台の普及により三炭となったのでしょう。風炉の茶事のポイントとしては灰を茶事の前から暖めておく。三炭は真っ赤に全てがなってから入れる。普通の風炉の茶事で有れば初炭に拝見が無いので三炭以上入れておく。だいたいの風炉の茶事だと三炭を夏下冬上にこだわり、さらには濡釜などをしたら、中立で釜に湯を入れ替え、十能でガス台で炭に火を起こして大騒ぎになります。中立がいつまでも続き後入が始められ無い事でしょう。よくある光景です。

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