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髙橋庭園の茶庭の特徴 4 植栽 苔について

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新規のお客様からよく「苔庭にしたい」と要望があります。しかし、京都と関東は違います。京都は山間部にある盆地で山からの地下水が京都の地下を流れており、さらに山砂の上に住んでいます。常に下から湿気が上がっている土地でさらに盆地で湿気が溜まります。関東、とくに東京はそもそも湿地帯で泥が溜まった土地の上に住んでいます。それゆえに人が水に困って住んでいました。江戸時代に上水を作って江戸に水を流しいれたり、下町では水売りがいた場所です。

さらに関東平野はからっ風が吹きおろし乾燥しています。苔が生育するには条件が合わない。

東京で苔はとても難しいです。苔を生育させるためには庭の周りに高い樹木で多い日陰をつくり、また湿気が逃げないようにします。そして毎日のように管理が必要です。個人邸でそれを出来ますか?

おそらくそれゆえに東京の茶庭にはタマリュウの植栽と砂利の敷の茶庭が広まっていったのでしょう。庭師でも庭を作り苔を貼って最初の頃だけ綺麗にして写真を撮り、ネットや雑誌の広告にしている方もいますが、

当社は数年経てば枯れるのを分かっているのでそんな事を最初から提案はしません。

続く

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