武家流の開炉
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とある武家流茶道の開炉にお伺いしました。千家流と全く違うお点前に驚きました。とても美しくエレガントなお点前でした。ご亭主曰く当方は古い流派なので千家さんのように、いんべ、ふくべ、おりべのさんべは取り合わせには使わないとおっしゃってました。
千家流ではなぜに開炉ではさんべを使う様になったか詳しくは分かりませんがかつて陰陽五行が関係しているとお聞きした事があります。と亭主にお伝えしました。
すると古い武家の流儀ですので陰陽五行は使わないという事でした。
そこで疑問が湧き上がりました。
江戸時代という時代は寺子屋で多くが儒教を学んだ時代で儒教の五経の最初は易経です。それゆえに考え方の近い陰陽五行を今で言う義務教育のように受けていた時代です。その時代を経てるのに古い流儀だからと言って茶の湯に取り入れられなかったのかと疑問が残りました。
それに、正座でお点前をしているところを見ると古い中国の礼法の跪坐が取り入れられており、帛紗を腰につけているとなるとさらに江戸時代以降の手が入っているので陰陽五行だけを選択的に取り入れ無かったという事になり疑問がさらに加速してしまいました。



