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掛軸と大学生

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茶会や稽古で軸の説明をする事があります。優秀な大学の学生さん達が軸の意味を尋ねて来られます。軸の意味を尋ねるより、まずは点前に向き合って欲しいものですが、若いゆえに好奇心が旺盛なのでしょう。すこし微笑ましい。

ただ禅語の意味を自分の解釈で教える事は意味がありません。そこで、大学生に読み方を教え、これを各々に解釈した答えをお聞きします。解釈は各々です。つまり、禅語に意味なんてものは無く、有るのは紙と墨で書かれた物で読み方は存在していても意味なんて存在していない。それは空だという事。各々の解釈は各々の人生や感覚が頭の中で生み出しているものつまり、唯識。

禅語は意味があるのか無いのかあるといえばある。無いと言えば無い。そのようなものです。大学生は禅問答のようでちんぷんかんです。そうするとしめたものです。

質問しても理解出来ないので質問してこない。点前に集中してくれる。

点茶三昧忘名利

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