暁の茶事 懐石の終わり
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暁の茶事の最大のみどころと楽しみは懐石が終わりぐらいにちょうど、膳食の灯が消えてゆき、そのかわりに外が明るくなって来るというところです。ここがなんとも言えない時間でまだ薄暗いのですが夜のうちには気づかなかった事などが明るくなって来て少しづつ気づいて来ます。軸の表具、風炉先屏風の模様や連客の着物の柄の美しさ、陽の光が運んでくれる美の空間、菓子が出て中立へ躙口を開けると外は朝です。暗闇からわずかな太陽が照らす露路へ飛び出します。気持ちよい。その言葉しかありまん。
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暁の茶事の最大のみどころと楽しみは懐石が終わりぐらいにちょうど、膳食の灯が消えてゆき、そのかわりに外が明るくなって来るというところです。ここがなんとも言えない時間でまだ薄暗いのですが夜のうちには気づかなかった事などが明るくなって来て少しづつ気づいて来ます。軸の表具、風炉先屏風の模様や連客の着物の柄の美しさ、陽の光が運んでくれる美の空間、菓子が出て中立へ躙口を開けると外は朝です。暗闇からわずかな太陽が照らす露路へ飛び出します。気持ちよい。その言葉しかありまん。