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年末の歳暮の茶事

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年末に茶友の歳暮の茶事にお伺いしました。玄関に水が打たれ清々しい景色です。この打ち水の景色に心が躍ります。なぜに水を打つか、客をたくさんこなし、亭主をこなし、そうしていると自ずと水の打つ理由が何となく分かって来ます。

1.目上の方をお招きしているので埃をたたせないため

2.風習的な理由で土から湧き上がる邪気を抑える為、(かつては土から病気が発生すると考えられていた為に貴人が通る場合は砂などを撒いた。相撲の塩を撒くなど)

3.植物の香りがたつ、水を撒く事で土や植物の微生物の香りが立つようです。これは茶庭の香りの論文があります。理由はいろいろあれど水を撒くと清々しい気持ちになりこれから始まると亭主の気持ちは引き締まります。

 

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