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武者小路千家 夜咄

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ご覧になった方も多いでしょうが武者小路千家の夜咄がテレビで拝見しました。今、調べている事なのですが裏千家は何故に手燭を右手で持ち蹲踞の右の石の上に置くのか、謎が多く茶の湯では裏千家だけの特別な事なのです。これは江戸時代より左に手燭を置くはずが何故に裏千家が右になったのか疑問なのです。書物ではっきりと記載されているのが淡々斎の風興集で、その前の円能斎時代の「浦のとまや」には手燭を交換するとだけで、右手に持つとは書かれておりませんし、その前の渡辺又日庵の「喫茶送迎記」には手燭を二つ持ち出すなどと書かれており、さて手燭を持ち右の石に置くようになったのはいつなのか、明治時代の庭の本に右に手燭を乗せるなどほ記述は見当たらなく、右は湯桶となっております。そんな事を考えながら拝見しておりました。

 

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