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七事式 茶カブキ 1

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七事式の稽古の事について少しお話しをさせていただきます。私が通う稽古場では月に一回程度の七事式の稽古があります。あくまでも七事式で花月の稽古ではありません。花月は七事式の一つです。

なので青年部時代に「七事式が苦手なんだよ」と言ったら他の社中の方に花月のうんちくを聞かされる事もしばしば、あくまでも七事式が苦手で花月が苦手なのではありません。

なぜ苦手かと申しますと、稽古に行くと突然に師匠から何をやるか言われます。付もの花月ぐらいなら、良いのですが、突然に仙友之式、雪月花之式や稽古場の廊下に硯があった日には、唱和之式だったりします。いつも七事式の稽古の日は稽古場の水屋にいくのがドキドキなんです。

今回、稽古に行くと赤い掛帛紗があったので、これは茶カブキだと思い一生懸命に茶カブキを思い出しますが、準備すら疑問ばかりで自分の修行が足りないと実感。盆の上の小棗並べる位置や掛帛紗の向きなど、前もって予習して本を読んでくれば分かりますが、突然に思い出すことは至難の業です。なので七事式が苦手だというはこういう事なのですが、他の社中の方には伝わりません。

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