總持寺 禅師 勅使箱
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「禅師」という名前は朝廷からもらう名前で曹洞宗は平成の中ごろまで宮内庁から名前を貰っていたそうです。
曹洞宗が天皇から禅師と言う名をを貰わなくなった理由は、近年、人と人は平等という世間の風潮により、立場が貴い「禅師」を宮内庁から出さなくなったそうです。
勅使とは
朝廷や宮内庁から「禅師を名乗る事を許す」との勅使があり、それを勅使箱に入れて担いで持ってくる。赤い箱で菊の紋が入っているもので、
そもそも中国では禅師は皇帝からいただく名前、それに倣って日本も朝廷からいただくのが決まりでした。
今も勅使箱が紫雲薹に飾ってあります。