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茶庭を露地と呼びます。

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露地は日本の書物では道元が最初のようですが、中国では法華経の譬喩品にあります。

ここに一文を記載しようと思いましたが、漢文が難しい漢字が並ぶので変換出来ませんでした。

これはサンスクリット語の法華経を鳩摩羅什が訳した物なので当時の中国にはすでに露地という言葉があったのかもしれません。

昔から中国では塀に囲まれた屋敷の中の主人の前庭を露地とよびますが、これがどれほどの昔から言い始めたのか分かりません。

日本では露地という言葉の前に路地と呼ばれてましたが、これは天正十一年(1583)秀吉の大坂城内の一部に茶室と茶庭がつくられた事が最初とされます。それが南方録から露地に変わり幕末の作庭書から茶庭と呼ばれるようになったようです。

 

 

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