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茶事ワークショップ 香煎

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まず、露路に水を打ち蹲踞の水をあらため、そうしますと全員が揃いました。

汲出をお出ししました。

桜の花びらの香煎を出しました。質問があり「これはなんですか?」

お答えしました。

「こうせんというものです。まずお客様が遠路はるばる来て下さったので最初に喉を潤す物をお出しするのです。詳しくは栄西が書いた喫茶養生記にも書いてありますが、中国の宋代にはお寺に参拝に行くと寺の門前に香煎屋さんが有り、飲んでいたそうです」

続いて「お召しあがりましたら、外腰掛までお出ましください」とお伝えしました。

桜の花びらの香煎に緊張が少し解けていったようです。

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