三代目 加藤利昇展 添釜
- お知らせ

三代目 加藤利昇先生の添釜をさせていただきました。加藤利昇先生は千家十職以外で数の少ない、表千家、裏千家の両方に出入り出来る作家さんです。
三代目の加藤利昇先生の代になり、表千家と裏千家に出入りを許される為に大変な努力を気苦労をしたとの事でした。
それは、大変な事で若気の至りでやってやろうと思ったそうです。お話しを聞くとその人柄に惹かれてしまいます。先生のお話しで一番に心に残ったのは、「最近は茶道具が安くなってると言われる。しかし、作家は命をかけて作っているのでそんな話しは悲しい」とおっしゃってました。
命をかけて造っている!
本当に共感しました。庭師も同じく命がけの時があります。
本当に素晴らしい作品の数々、加藤利昇先生に出会えた事や、作品に触れられた事は人生の宝物となりました。
たくさんのお客様にお出ましくださり本日にありがとうございました。また、機会をくださった茶道具・明章庵様に感謝申し上げます。