茶杓削り体験会
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髙橋庭園主催の茶杓削り体験会を行いました。
参加者は事前に申し込まれた方のみで行いました。
女性の方は手に力を入れるのが難しくなかなか削れませんでした。時間をかけて削っていきます。
利休型にしたいと言う方が多いです。じつは利休型は難しいのです。細くてあり腰なので繊細な削りが必要で力を入れすぎると折れてしまいます。
この茶杓を削りを体験して分かるのは、あり腰は棗に乗せ易く、直腰は茶入の牙蓋に乗せやすいと思います。
棗を中心とした流派はあり腰のほうが良かったのでしょう。