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コンクリート 太平洋セメント研究所

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コンクリートの事ご存知でしょうか。

コンクリートはセメントと砂利と砂を混ぜて作るものです。

モルタルはセメントと砂を混ぜて作るものです。

セメントというのは近代になって作られるようになりました。

古代にはローマンセメントと言う物もありましたが、今のセメントとは違います。

日本のセメントは自給率100%の国産で作られます。燃えるゴミの灰から作る事もでき実際に作られています。

このセメントは水を入れる事で「水和」と言う化学反応で固まります。

ここで業者さんがあまり知らない事、もしくは知っていても無視している事が、セメントは水を入れると90分で使わないと規定の強度が保てないと言う事です。これはしっかりと守りたい事です。

また、驚いた事に太平洋セメントの研究所では、採掘する場所に生息する植物の保護の為に一部の植物を研究所にて栽培しています。

これは、セメントの原料になる石灰の多い場所は土がアルカリ性になり、特殊な植物が育っている為です。

通常、日本の土は弱酸性です。

これも驚いた事ですが、太平洋セメントには圧縮強度が800ニュートンという超硬度な物もあり、これで作ったゴルフのパターもあります。

一般的なコンクリートは18ニュートン〜24ニュートンです。

ニュートンとは、1センチに180キロの圧力に耐えられるのが18ニュートンです。

建物の基礎は21〜24ニュートンです。

800ニュートンとは1センチあたりに8tの圧力に耐えると言うことです。

この800ニュートンで作られたゴルフのパターを打ってみましたが、上手くカップインは出来ませんでした。普通の金属のパターの方が良いようです。

研究所にて電子顕微鏡でセメントが固まる仕組みを目で見て研究者とお話する事が出来て当たり前の事が知らない事だらけで目から鱗が落ちるとはこの事だと思いました。

太平洋セメント研究所の方々には感謝もうしあげます。

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