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礼法の誤解

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礼儀はなぜ考えられたか、古代中国で礼法は成立しました。古代中国は大きな大陸にあった為に北方騎馬民族などに支配されたたり、よその国から侵略され支配者が変わる事が多かった場所です。

それゆえに自分が殺されない方法として相手に不快な思いをさせないようにする方法として礼法が作られていきました。

礼法は自分の命を守る方法なのです。

もともとの礼法の基礎となるものは食事の時などに熱い物はフォークの様なものを右手で刺して食べるなど安全に物を扱う方法でした。

それが中国から日本に伝わって来ました。

テレビに出ている怖いマナー講師はテレビのパフォーマンスの為にやっている事でしょうが、礼法の何たるかを知らずにいると自分が危険な目に合う事もありましょう。

誤解しないで欲しいのは、礼法を知っているから偉いのでは無く、礼法を知っているから守れる人生があるという事を。

しかし、礼法はときに階級を分ける方法に使われてしまいます。

古代中国でも礼法を知っている者を仲間としてそれ以外を野蛮として蔑みました。その結果、野蛮な民族に滅ぼされました。

それが歴史上、何度も繰り返えされております。

現在は世界が繋がり、西洋的な考え方も取り入れて日本は発展しています。しかし西洋的な国とは成り立ちが違います。

礼法はなぜ必要か、単純です自分を守る為にあります。

茶の湯は堅苦しいと思われていますが、知っているとその礼儀がいざと言う時に自分の身を守ってくれます。

 

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