茶庭・石垣 裏千家教室 東京
- 茶庭
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蹲踞の裏に石積をしました。このように低い石積みにすると奥の樹々が見え奥行きが出ました。石積みの種類は野面積にしました。
これは積んだ石と石との隙間が若干、空いていて雑に積んだように見えますが石ひとつひとつの奥行き石が見えるので重厚感が出ます。この積み方とは別に東日本でよく見られる石と石とがピッタリとくっついている。打込接(うちこみはぎ)と言う積み方もありますがこれは武家の位の方がやる事ですので、千家流はあくまでも町民の侘び茶ですので、今回は野面積みにしています。侘びた風情が出せたと思います。
茶道裏千家の先生のお宅でとても喜ばれ、茶道の稽古と茶事をなさっています。