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夕ざりの茶事

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夕ざりの茶事のだいたいの流れです。いろんな所で色んな方の夕ざりに出ていますが特にこれの言った決まりが無いようです。

まず

・寄り付き、しつらえがその日の趣向を思わせるもので軽い感じが良いようです。

・腰掛待合、まだ日が沈んでいないので明るく庭が見渡せる。亭主より迎付を受ける。

・初座、床には花が入れてある。本来は初座は墨蹟などだが夕ざりだけは花。これは明るいうちに花を見ようと言う事。

ある意味難しい、それは正午などは初座は墨蹟が掛かって無いので趣向の中心的な事を読み取る事が容易だが、夕ざりは花と花入が最初に客を迎える事になりついやり過ぎてしまう。

・懐石、これは正午と同じような事が多くこの時期ならではの物が出される。

初炭、やはり灰型は遠山が良いですね。

菓子が出て来る。席あらためのの挨拶。

この時にだんだんと周りは暗くなり鈴虫の事が聞こえるようになる。

もっと早い8月の終わりか9月の初め頃だと中立で日暮れを待つ事もある。

・中立、現代人の目には露路は暗い。それゆえに露路行燈をいくつか用意して置くと安心して歩ける。

沓脱石には手燭が出してあるので雁行で腰掛待合へ進む。

・準備が整ったらカンショウを鳴らし、最後を打たずに手燭で迎え付け、手燭の交換。いろんなやり方があるでしょうが、せっかくの夜なので手燭の交換はしたいものです。

・後座、墨蹟が掛かっている。床には手燭が置いてあるのでそれで墨蹟を見る。これは裏千家だとそのようにするのであって他の流派ですと小灯(こともし)やスルメ瓦(スズメ瓦では無く、行燈の中にスルメみたいな焼物があるもの)が床に置いてあります。続薄で茶を飲む。

 

夜咄と違うのは前茶が無い事、最後の止め炭が無い事。それなので夜咄よりは、短くすんなり終わります。

重要なのは全ての茶事においてその人なりにやれば良い事なので、テキストを見て、茶事の間違い探しをしていても何の意味もありません。

 

 

 

 

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