仏教の律 マハーバーダラ
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日本の仏教の律と言うもの、つまり集団で過ごす規律について、僕は仏教の律と言うものは中国の礼記が仏教に取り入れられ清規となり、生活集団の規律となったと思っていました。詳細などは概ね合っているかと思いますが、インドの叙事詩のマハーバーダラ(偉大なるバラタ族)を読んでると義務や法をダルマと呼び親族を大切にします。
僕は今まで、親を大事にする文化は中国を中心とする東アジア圏の先祖崇拝の文化だとばかり思っていました。
理由としてお墓を持ち神のように崇める事、インドではそのような風習が無く、遺体は荼毘にふして川に流す事の理由から、そのように思っていました。
しかし、マハーバーダラを読んでいると親族を大切にしているようです。とくにマハーバーダラで有名なバガヴァッド・ギーターのアルジュナが戦をするかどうか悩む場面で理由として親族と戦うことはダルマ(義務)に違反し子孫まで不幸が訪れると考えるシーンです。律と言うものの原点は仏教が始まりというより、法治国家になる前の人々の暮らしの中で世界的に自然発生した人間本来の考えなのでしょう。
それにしてもマハーバーダラはストーリーが奇想天外で登場人物が多すぎて訳がわかりません。たくさんの兄弟で1人の人を奥さんにしたり、鉄の塊を100個に分けて100人の人が産まれたり、世界を滅ぼす矢があったり。
これを読んでいると仏教の経典の奇想天外さもインド人ならではだと免疫が出来ます。



