中国仏教の歴史
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インドで考えられた仏教が中国へ伝わりどのように展開していくのかが分かる本です。この本は買って良かったと本当に思いました。
仏教が中国へ伝来していく歴史が非常に面白くインドの哲学である仏教がだんだんと中国の老荘思想や儒教と結びついたりして行きます。例えば臨済宗の禅の公案はもともと中国で行われていた清談と呼ばれる討論会を元にしていて、清談は有識者がこの世の事や政治やあの世のことなどを酒を飲みながら話しあったようです。よく画で見る竹林の七賢人のあの討論会です。あれが公案となっていき、しかも達磨大師の禅より古い思想を反駁する目的があったようです。
中国での仏教は政治と結びついたり、廃仏があったり、その変化の中で新しい仏教が出来たり考え方が出来たりしています。日本人に伝わって来た仏教は中国で洗練された仏教です。
それを理解する事が出来ます。古い本ですが理解が深まります。



