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茶友との話し

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茶友と数日前に語り合いましたという、ブログをあげました。

その時に友人が来年はやりたい事がある。と言っていてそれが福井の曹洞宗の永平寺の体験に行きたいと言ってました。

それが驚きで、僕のやりたい事と一緒でした。

なぜに永平寺かともうしますと、道元の「赴粥飯法」に書かれている食事の礼法が茶事に転用されている事や

南方録は道元の「正法眼蔵」がたくさん引用されている事など、

道元や曹洞宗の永平寺派に触れてみたいと思ったからです。

いまの曹洞宗は、ほとんどが總持寺派ですが、本来の厳しい永平寺に一度は行ってみたいと思っていました。

しかし出家するほどの勇気はありません。

臨済宗の看話禅は中国的で曹洞宗の黙照禅は日本の風土にあっているような気がします。

座禅会などはわりといろんなお寺でもおこなわれています。

最近たくさんの茶人とお会いして思うのは、

茶を点てる事に理由など無く「ただ茶を点てる」だけでそれ以外の理由は頭に無くなってゆくという事。

菩薩が如来へと向かうように、茶を点てる時には余分な飾りを少しづつ置いて茶を点てるのみに向かっていくという事。

菩提達磨のように座る事で悟りを得るなど考えず、ただ座るのみ「只管打坐」そのような茶に少しでも近づきたいものです。

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