茶事
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正午の茶事を行いました。正客は裏千家の男性の教授の先生(友人)、次客は表千家の女性の先生(友人)とそのお弟子さん方のお客様計5名で日頃より茶事をなさっている先生方をお招きしました。
私の茶事では、亭主、料理、半東、を一人で行う茶事をしています。
料理は朝に仕込みをしてだいたいは作っておきます。
茶事はとにかく事前の準備がものを言います。とくに料理、汁にどのくらいの味噌を溶くか、お米は何分浸して、強火が何分で弱火が何分が良いかなどなどです。
正客の先生はさすがで博学の先生で道具の事や禅語や歴史に詳しいのであらゆる事に返信をしてくださったので、道具組をしたかいがありました。
正客が道具や歴史や禅語に詳しいと亭主の準備が報われます。とても良い茶事となりました。
茶事で思うこと
料理はなるべく自分たちで作ること、
それは道具組みで足りない取り合わせを補えることが良い。
また、良い道具を出してあげる事も大事で、それは亭主が水屋に下がっている時に席中で亭主の代わりに接待してくれるのが良い道具だからです。
けして間違っていけないのは、アバンギャルドドな道具や突拍子の無い気をてらった道具を出して驚かす事はありません。
最後に茶事は客より亭主の方が面白い。