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八王子の現場

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八王子の現場にて作業をしておりますが、苔が綺麗に生えておりました。

関東では平野で苔は乾燥してほとんど育ちませんが、八王子は京都と同じ盆地なので湿度が高い場所です。

それゆえに苔も自然に生えてきます。

八王子に来ると京都市に似ていると感じます。山に囲まれ、川が流れており中山間部の街で夏は暑く、冬は寒い盆地特有の気候です。

この地形に街を作るのは、葬経などの中国の古い書物に街を作るにはまず、水が流れており北と東西が山に囲まれて南はひらけている場所といわれています。

それが風水と言われていくようです。

葬経はその名のとおりにどこに亡骸を埋めたら良いかという話しから始まっています。

古代より中国では亡くなった人は子孫の繁栄を願っているので良い所に埋葬するとその気が流れて来て家族を繁栄させるという考えがあったらしく、その為に良い場所に埋葬しようという事でその指示書として葬経が存在していました。

それが都市の造り方に変わっていき、風水となっていったりしたようです。

京都は中国の長安に真似て作られました。鎌倉もそうです。韓国のソウルもそのようで、ソウルの場合は風水的に足りない山があり、その山を造成で作ったと言う事です。

しかし、北京大学の造園の本などを見ると風水を考えすぎて国は都市開発をし過ぎて国が貧しくなり、滅びていく

とも書かれておりました。

今の中国は文化大革命の後の共産党の国家ですから過去の文化である風水を否定するのでしょう。

 

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