茶人 医師横倉先生
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医師の横倉先生が本を出されてのでさっそく購入致しました。
横倉先生は病気を治すことより、人を治すことをなさっています。先生のと話しは聞いていてとても安らげますし、なんと言っても楽しいです。
茶道は表千家で茶を学んでいらっしゃいます。流派は問わず茶事でご一緒になったご縁でお話しなどさせて頂きました。
この本を読んでいるとなぜ茶の湯は魅力的なのかしみじみ感じいります。
人と人とが出会い、流派などにとらわれる事無い本来の茶の湯というもの。
その為には自分の流派の茶道に精進しその過程で人と出逢っていくのです。
横倉先生は癌を経験されましたが今も元気に医師としてたくさんの幸せを創っております。
まだまだ、茶事でご一緒したいのでお元気でいてください。
このように、人と人との心が繋がるツールとして茶事は最も適しています。茶事に参加する為には茶道の技術はもちろんですが、何より人柄です。
茶事の亭主を行えばお分かりになってる事でしょうが、道具の取り合わせより、客の人と人との取り合わせが一番大事です。
なので茶事に呼ばれるとは、人として認められなおかつ茶の実力があると言う事です。