茶人の身だしなみ 志野袋
- お知らせ

香を入れておく志野袋と言うものがあります。
普段の稽古では、仙遊之式ぐらいしか出番はありませんが、かつて師匠から茶人の身だしなみとして志野袋に香を入れて常に持ち歩くようにと言われました。
そして、師匠より志野袋をいただき、お茶に関係のある日は持ち歩くようにしております。
使う事は無いと思いますが、降らずとも傘の用意と言われるように、準備を怠らない事が大切なのが茶の世界であります。
しかし、それがなかなか難しく忘れ物や、準備した物を家に忘れるなどの愚かさは歳を重ねる事に多くなりました。