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京都国立博物館 茶の湯6 破袋

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伊賀水指、破袋が展示されておりました。東京に住んでおりますと五島美術館にて、もう一つの破袋水指を拝見する事が出来ます。

かつて、ある研究者から実は、もう一つの破袋水指があると教えられ、その時に今回展示された擂座付の破袋水指の写真を見せて貰いました。

当時は個人蔵という事で今後、擂座付の破袋水指を拝見は出来ないものと思っており、その写真だけで記憶に留めておこうと思っておりました。

今回の展示では、その擂座付の破袋水指を拝見出来て感激いたしました。

かつて疑問に思っていた事ですが、これだけ傷があるのに水は漏らないのか疑問に思いましたが、五島美術館の学芸員の方から中に漆が施してあるので水は漏らないと言う事でした。

時代を越えてもなお語り継がれる道具と言うのは各時代の厳しい目に晒されて耐え抜いて来たその重みは、はかりしれません。

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