三炭の移動と濡釜
- お知らせ
いろんな方の話しを聞いて総合すると初炭手前で三炭を動かすようになったのはおそらく暖房が普及してからと推測されます。それまでは炭はずっと炉中で絶やす事無かったので初炭手前では三炭の手前一度を動かすと言うより、炭全体を今の後炭の様に整えてから炭をついで行ったと推測します。そうすると初座で濡釜といつ概念は無く釜の状態はお湯が常に沸いています。
それが時代が変わりガスや灯油などが普及すると容易に暖房で部屋が暖かくなり、
炭にライターやマッチやガスで火を着ける事が容易になれば初炭の時に炭を整え直す必要が無くガスなどで容易に火を着けた三炭を炉中に入れるだけで良くなり、初炭手前の炭を整える動作は無くなり、なごりとして三炭の一つを動かすようになったようです。
そうなると初座に濡釜という事も可能になり戦後に出ている本には濡釜の記述が出て来ます。エネルギー革命が濡釜というおもてなし方法を産んだようです。



